【転職シリーズ①】退職時に必要なことはたった4つ!
●転職(退職から入社まで)でやることシリーズ●
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必要な書類は必ず貰って各種申請ができる準備を!!
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退職時にはやらないといけないことが多数あります。社会的な手続きは会社が行ってくれているため、普段気にすることなく過ごしていますが、それを全部自分でやらないといけなくなります。今回はそういったものをまとめました。
退職時にやらないといけないことは大まかに以下の4点です。
- 必要書類の受け取り及び備品等の返却(~退職日迄に)
- 国民健康保険、国民年金に切り替え(~14日以内)
- 健康保険任意継続(~20日以内)※国保の場合は不要
- 雇用保険手続き(上記のものが終わり次第、すぐに)
1.必要書類の受け取り及び備品等の返却(~退職日迄に)
書類の記載等あるかもしれないので、退職日には印鑑を持参。
以下のものは会社へ返却するものです。
- 健康保険被保険者証(退職日まで使用可能)
- 消耗品類(ボールペン等)
- 備品(パソコンや携帯など)
- 書類
- 通勤定期券(現物支給されている場合)
- 社員証や社員手帳(IDカードや入館証など)
以下のものは受け取るものです。
- 【即日】年金手帳(会社保管の場合)
- 【即日】保険、年金資格喪失証明書
- 【即日】任意継続資格取得申出書(保険任意継続する場合のみ必要)
- 【即日】退職証明書(特にフォーマットは決まってない書類)
- 【後日】離職票-1 離職票-2(失業保険等に必要)
- 【後日】雇用保険被保険者証(雇用保険の加入証明になる書類)
- 【後日】源泉徴収票(普段は毎年12月末に受け取っているもの)
※退職証明書はあまり使う場面は無いかと思いますので、無くても問題ありません(離職票がある為、退職した証明自体は代用可能)。
※源泉徴収票は会社によっては辞めた時ではなく、年末に渡される場合もある(年末調整後)。
2.健康保険の手続き(~14日まで)
健康保険は主に3種類の中から選びます
一番お安くなるのは家族の扶養に入ること。0円で保険証が手に入ります。ただし、年収130万円未満などの厳しい条件(まだ学生の子供等が主な対象)になるため、成人した人はニートで無い限りなかなか当てはまらないかと思います。
国民健康保険か任意継続かにするかは、コチラに詳しく掲載しました。
この3種類の中で、一番適当なものを選択して健康保険証を手に入れましょう。
任意継続は~20日までと少し長めの猶予がありますが、書類が「必着」なのが条件なので、20日目に書類作って提出してもおそらく間に合いません。1日でも遅れると継続出来ませんので、余裕を持って手続きを行いましょう。
3.年金の手続き(~14日まで)
国民年金にも種類があります(一応)。
- 第一号被保険者(一般的に聞く国民年金で、無職や個人事業主等が該当)
- 第二号被保険者(厚生年金や共済年金)
- 第三号被保険者(20~59歳までの第二号被保険者に扶養されている配偶者)
- 任意加入被保険者(60歳~64歳の希望する人など)
といった感じですが、基本的には仕事を辞めたら第二号から第一号に変わるのが一般的なので、他は割愛します。
住んでいる市役所や年金窓口にて手続きを行いますが、何の手続きをしないでも自動的に納付書が自宅へ送付されます。そのままの金額を支払う方はそれでも良いでしょう。
無職で支払いがキツい…という方は、免除申請を行いましょう。書類1枚書くだけなので数分で終わります。内容はコチラに詳しく掲載しました。
4.雇用保険(失業保険)の手続き
今まで出費関係ばかりでしたが、今度は貰うものは貰っちゃいましょう。
失業したら頼みの綱! 失業保険です。
住んでいる地域のハローワークへ行きましょう!
といった形で進めていきます。
ハローワークの流れについてはまた別途説明していきます。
最初は難しいかと思いましたが、
- 退職日に返却と提出で1日(項目1)
- 市役所とハローワークで1日(項目2~4)
の合計2日あれば終わります。
もちろん、今後ハローワークでの失業認定等が待ち受けてますが、まずは退職してからの最初の一歩はこれで全部です。ここまで無事進めた方、ひとまずお疲れ様でした。
それではまた。
次は健康保険について解説していきます。
※万が一間違っているところなど有りましたらコメント欄にてご指摘下さい。